想いに寄りそう終活
自分なりの想いを遺して人生を全うしたい-
地球の歴史からみれば瞬きのような人の一生の時間の中でも、人はそれぞれの生きる一生の意味なり意義を考えるようになります。
私は1910年に創業した老舗の石材店に嫁いで、埋葬分野で多くのお客様に接してまいりました。また当時あまり今ほど語られなかった終活分野にも、不動産全般の事業の中で関わってゆくことになりました。
お客様とそれらの事業を通して感じたことは、いつか訪れる自分の死への概念や埋葬感は多様ながら、死後の残される家族や、会社や財産については、皆様は少なからず気にとめているということです。とくに家族のこれからを想い、心配する人は多数いらっしゃいます。終活という言葉には、一つには効率的に財産を相続させるという節税的な取り組みが最たるものかと思われがちです。しかし、実は自分の想いをどう大切な人たちに残してゆくかということが第一の命題であるのです。
終活とは人生の終着点を迎えるにおいて、「どう自分らしく後悔なく人生を終えられるかを準備してゆく活動」なのです。そして安心して人生を終えられることは、どう想いを伝えきったか 否かによることが、まさにメインテーマなのです。
そして、その活動の取り組みは早いのに越したことはありません。充分に時間がある間に生前整理をしてゆくことは、遺言や遺贈などの節税的な視点からも対策を行いやすいのは言うまでもありません。
例えば空き家整理やプライベートカンパニーの活用も早い時期に着手していれば、時間的な蓄積効果による運用面での利点も多いのです。また意外と気づきにくい点なのですが、整理する過程で自分自身の新たな人生の価値観や終活に向けての目的に気づかされます。これも大きな点であり、皆様にお伝えしたかったことです。
人の人生の時間は年がゆくほど加速すると言われます。その加速にさしかかった、いわゆる 40代からの終活をおすすめします。
私はこれまでの石材や不動産、空き家整理、DIY 事業での運用の経験を活かして、それぞれの方が想う、それぞれの終活活動にお役に立てるよう、また御一緒に考えてゆけるよう想いをもって取り組んでゆきたいと思います。
何卒お気軽にお声をかけていただければ、こんなに嬉しいことはございません。よろしくお願いいたします。
代表取締役社長 長谷川千恵